洞爺湖の島々を巡るプチ冒険

約11万年前の大噴火によってできた窪みに水が溜まり、約5万年前に繰り返し起こった噴火で中島が形成されて、現在の洞爺湖の形になる。
中島には大島、弁天島、観音島、饅頭島の4つの無人島からなり、饅頭島は上陸できない。
弁天島と観音島はプライベートボートでのみ上陸できる。
中島に上陸できる期間は4月下旬から10月末。行きはプライベートボートをチャーターして弁天島と観音島へ。大島からの帰りは遊覧船で帰ってくるのが島巡りのおすすめルート。
とにかく水が澄んでいて美しい。

中島を歩く洞爺湖Camino!

中島の中で最も大きい大島。洞爺湖ピラミッドの異名をもつ洞爺湖のアイコン的存在。
アイヌの族長が集まり集会をしたアイヌの聖地といわれている。
大島には博物館とカフェがあり、中島で唯一お店で食事ができる。
散策コースは、大平原まで往復する約1.5時間のアカエゾマツコースと島内を1周(厳密には半周ぐらい)する約7km、3時間の周遊コース。夏は新緑、秋は紅葉が美しい。秋は周遊7kmコースがおすすめ。
遊覧船に乗る時はえびせんを忘れずに。カモメと仲良くなろう。

プライベートボートで弁天島に上陸

弁天島と観音島の間にある桟橋にプライベートボートをつけて上陸。
弁天島と観音島は陸でつながっている。弁天島は10分程度の散策をして弁天様にお参りする。
4つの島の中でも弁天島はスピリチュアルなものを感じる人も多く、パワースポットとして人気が高い。
波が高かったり雨だとプライベートボートが運休になるため天候がよくないと上陸できない。出発前にボート会社に運行状況を確認しよう。

饅頭島はタワーのてっぺん!?

4つの島の中で唯一上陸ができない島。
プライベートボートで近づいて船上から見学する。饅頭のように円形の小さな島だが、水の中は少々尖がっていて塔のようになっている。塔のてっぺんが少し顔を出している状態なんだとか。
ため息が出るほど饅頭島の水は美しい。夏、ダイビングスポットとしても人気が高い。

幻の島、ゼロポイントを探せ!

洞爺湖には水面ギリギリで成長が止まってしまい、島になりきれなかった幻の島「ゼロポイント」。
平均水深120mの洞爺湖のど真ん中で立てる秘密のスポット。
宝探しのように地図とまわりの景色の目印を照らし合わせながらゼロポイントを探すちょっとした探検気分が味わえる。ゼロポイントを見つけたらボートから飛び降りよう!
ドローンを持っていき上から撮影すると神秘的な動画や写真が撮影できる。

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