アイヌの聖地『大島』120％全力で解説します♪

洞爺湖の4つの島々、中島の中で一番大きな大島。
大島だけは遊覧船で上陸することはできます。遊覧船は4月下旬から10月末まで、時間は朝9時から16時半まで30分毎に運航をしています。運航時間は乗船するときにしっかり確認しましょう！

遊覧船で20分、大島の桟橋につくとまずは博物館の建物が見えます。
博物館に行くその前に、左側にある大黒様、菅原道真公、恵比寿様にお参りに行きましょう。

大島の大黒天、ものすごいパワーを感じます。五穀豊穣や商売繁盛のご利益が顔からにじみ出ています。
地元の人がほうきをもってきれいにして、丁寧に参拝している姿を何度もみました。
マストで参拝しましょう♪

大黒様の右隣が学問の神様菅原道真公。

一番右が恵比寿様。大黒様と打って変わって小柄です。
小柄なだけに、いやむしろ小柄だからか大島の恵比寿様もパワーを感じます。

ちょうど年に1度のお祭りだったらしくお供え物が豪華ですが、普段はお供え物はありません。
大島の大黒様参拝は四拍手です。地元の方に教えていただきました。

大島の神様にご挨拶した後は、いよいよ博物館の建物へ。
中島・湖の森博物館は中央が散策する人の窓口やインフォメーション、右側がカフェ、左側が博物館エリアになっています

中島の中で大島だけ唯一、島内に博物館とカフェがあり、コーヒーを飲んだり、お昼に軽食を食べることができます。

営業時間は10時～16時。テイクアウトもできるようです。

ご飯っぽいものはパスタとカレー、おつまみとケーキなどがあり、大島でゆっくりしたい人はカフェでランチもできます。

何回か見ましたが混んでいて座れないということはほとんどないです。外にもベンチがあるので、天気がよい日は外の席がおすすめ♪

博物館は残念ながら入りませんでした。
大人200円、子ども100円。
200円をケチった訳ではありません（汗）。

カフェと博物館の間は管理室になっています。散策の情報やおおよその時間をこちらで確認することができます。

散策する人は名前や出発する時間や戻ってきたときの到着時間などここで記帳します。
最終の遊覧船に乗り遅れないための記帳なので正確な情報を書きましょう。

中島の散策ルートは3つ。どのルートも中島・湖の森博物館からスタートします。
カラマツ林を散策する約45分のコース、大平原まで往復する約2時間のコース、大平原を抜けて大島の反対側まで抜けてぐるっと一周する約3時間のコースがあります。
一周する3時間のコースは普段歩きなれていない人と一緒に行くと4時間ぐらいかかります。
簡単に3つのルートをご紹介します。

博物館を抜けて散策路へ。

20分ぐらい歩くと冷たい風が吹く「風穴」があります。話しながら歩いていると間違いなく見落としてしまうので要注意。
夏はひんやりした風が吹いている不思議な穴。秋はよくわかりませんでした(笑)。たぶん風穴と外の気温が同じぐらいだったのだと思います。

散策路は整備されていて歩きやすいです。急な坂もほとんどなく。大平原に向かう最後だけ坂があります。
坂を登ればアイヌの聖地です。

こちらが夏の大平原。新緑が美しい！大自然のエネルギーを感じる場所です。

10月下旬の紅葉シーズンの大平原。このエネルギーを感じにきてください。

フェリー乗り場と博物館の間が芝生になっていてここでゆっくりできます。ピクニックシートとお弁当を持ってここでランチするのもおすすめです。

フェリーに乗る前に最後に見て欲しい場所がこちら。

大島にはアイヌの伝承で登場する「縁結びのご神木」があります。

洞爺湖は、翼がある蛇「ラブシ・オヤウ」が棲んでいたというアイヌの人々の伝承が残っています。
ゆるキャラも龍だったり龍神様を祀っている湖の祠があったりします。

洞爺湖から車で約10分離れた虻田神社には龍の卵があったり、日本の龍脈の始まる場所が洞爺湖と言われていたり、とにかく龍神様とのご縁が深い土地です。

ぜひHAPPY BASE Yukiyanagiに泊まってパワースポットの洞爺湖を満喫してください♪